インストール時にウィルス警告がでる理由について
kojiPDFは、工事関係者が個人で開発しているオープンソースソフトウェアです。有料の商用ソフトではなく、ペーパーレス会議や電子検査を少しでも使いやすくするために作っている、誰でも使えるPDFツールです。
一方で、個人が作ったばかりのWindowsアプリは、ダウンロード時やインストール時にウィルス警告やSmartScreenの警告が表示されることがあります。これは、必ずしもアプリが危険という意味ではありません。
Windowsやセキュリティソフトは、アプリの中身だけでなく、発行元の署名、配布実績、ダウンロード数、利用者からの評価、過去の検出履歴なども参考にしています。市販ソフトや定評のあるOSSでは、有料のコード署名証明書や長年の利用実績によって信頼されやすくなっています。しかし、個人開発の新しいアプリでは、そうした信頼情報がまだ少ないため、警告が出やすくなります。
kojiPDFでも、現時点では高価な有料コード署名を取得できておらず、SignPath FoundationのようなOSS向け署名サービスについても、プロジェクトの知名度や利用実績が不足しているため、すぐに利用することは難しい状況です。
そのため、警告を完全に消すことはまだ難しいですが、利用者がご自身で確認できる材料をできるだけ公開しています。配布ファイルのSHA256、GitHub Releases、GitHub Actionsのビルド履歴、公開しているソースコード、VirusTotalの検査結果を確認できるようにしています。
これらは安全性を完全に保証するものではありません。しかし、「どのファイルを配布しているか」「そのファイルが改ざんされていないか」「どのようにビルドされているか」「検査時点で主要なセキュリティベンダーに検出されているか」を確認するための客観的な情報です。